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今回のイベントは、SNS上で、ファッションや地域振興に携わっておられる何人かのキーパーソンの方々が、「オランダのテキスタイルミュージアムを訪問し大きな刺激を受けた」という趣旨の投稿を行っておられるのを見たのがきっかけとなり企画いたしました。
https://www.textielmuseum.nl/en/
オランダの繊維産業はほぼなくなってしまっていると言われていますが、そんな中で、織物・ニットの試作や小ロットのものづくりが可能となり、アーカイブを保存・公開する施設を備えたテキスタイル・ミュージアムが誕生したことで、
同所は、大手スポーツメーカーの開発部隊から、個人のファッションデザイナー、あるいは、建築やプロダクトデザインなど異業種でデザイン・設計を行うプロフェッショナルの方々など、多様な人々が集まる開発の拠点となっているそうです。
この事例から、日本の繊維産業、繊維のものづくりに携わる方々が学ぶことがあるのではないか…。
「Arts & Crafts(民芸)」という考え方が、地域と産業を生まれ変わらせるキーワードとなるのではないか…。
日本にも、同様の拠点を新たに作れないのか、あるいは、既にある施設・工場等で、同じようなことは出来ないのか…。
当セミナーでは、そのような問題意識を持ち、実際にテキスタイル・ミュージアムを訪問した経験を持つ(株)糸編代表取締役・宮浦晋哉氏、(株)うなぎの寝床代表取締役・白水高広氏と、オランダ大使館広報のバス・ヴァルクス氏の3名にお集まり頂き、宮浦氏の司会・進行でトークセッションを実施致します。
当日はこの3名以外にも、ファッションやデザイン分野でご活躍なさっておられる方々にもオブザーバーとしてご来場頂き、議論を進めていくことを予定しています。
皆様のご来場を、心よりお待ちしております。
講師 | 白水高広氏 (株式会社うなぎの寝床代表取締役) バス・ヴァルクス氏 (オランダ大使館広報・政治・文化部政策オフィサー) |
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テーマ | 「テキスタイルミュージアムから学び考える日本の繊維産業の未来」 |
司会 | 宮浦晋哉氏 (株式会社糸編代表取締役) |
日時 |
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場所 | (地独)東京都立産業技術研究センター墨田支所セミナー室 (墨田区横網1-6-1、国際ファッションセンタービル12F) |
受講料 | 1,000円(消費税込み) |
定員 | 60名(残席5席です) |
内容(予定) |
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白水高広氏プロフィール |
1985年佐賀県小城市生まれ、大分大学工学部福祉環境工学科建築コース卒業。2009年8月厚生労働省の雇用創出事業「九州ちくご元気計画」に関わり2年半プロジェクトの主任推進員として動く。同事業は2011年グッドデザイン賞商工会議所会頭賞を受賞。その後2012年7月にアンテナショップうなぎの寝床を立ち上げるとともに、現在まで地域文化商社として成長させている。他地域・他社のコンサルティングや制作、アドバイス、リサーチなども精力的に行っている。 |
バス・ヴァルクス(Bas Valckx)氏プロフィール |
オランダ王国大使館 広報・政治・文化部政策オフィサー オランダ、ライデン大学日本語・日本の文化学科卒。在学中に留学と国際交流のために長崎・京都・島根に滞在。遍路をテーマにした卒業論文の準備段階で四国遍路を完歩。卒業後に2005年に国費留学生として東京へ渡る。2007年より大使館勤務。現在、主にデザイン・建築や文化遺産の分野で日蘭の文化交流促進に努める。 |
宮浦晋哉氏プロフィール |
1987年、千葉県生まれ。チーム全体で年間200社の繊維工場を回りながら、工場とデザイナーのマッチング、素材・製品開発、国内外のブランドへの素材提案・生産サポート、国内産地に関するコンテンツ制作・展示会企画・イベントの企画、スペース運営、メディア運営などを行う。国内のものづくりの発展と創出を目指し活動中。新事業は、繊維・ファッション業界での人材育成を目指した学校「産地の学校」、テキスタイルの多面的プラットフォーム「TEXTILE JAPAN」。 |
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